推定IQ70前後の「バカ」と呼ばれた母親

9月のお彼岸に母親が死んだ。母親が死んだのに正直ホッとして、悲しくて泣くことはなかった。母親らしい事は何もしてもらえず、幼い頃に母親に頼ること事を諦めた筆者。現在2人の子を持った筆者が母親に対して思った「やっぱりバカだったんだなぁ」というエピソードを綴っていきたいと思います。

母親の匂い

スーパーで誰かとすれ違った時に
「あっ、おとよさんの匂いだ」
と、懐かしく、
そして、不快に思いました😓


私の前に親子が通ったのですが、
30代位の娘さんの方が
明らかに何日もお風呂に入ってないだろう状態だったのです。
髪の毛はギットリとしたwet状態。
何よりも臭う。
汗臭いというか?体臭というか?
でも酸っぱい感じの臭さではない、臭い。

この匂い
私にとったら、母親の匂いなんです。

お風呂が嫌いで、いつ入っていたのか?
おとよさんがお風呂に入っている記憶はあまりありません。
小さい頃はおばあちゃんとお風呂に入っていました。
その後は自分一人でお風呂に入っている記憶のみ。
おとよさん
お風呂に入ってなかったのでしょうね。



先月の母の日に娘が幼稚園の参観で「お母さん」という歌を歌ってくれました。

お母さん♪
なあに♪
お母さんって良い匂い♪
洗濯していた匂いでしょ♪
シャボンの泡の匂いでしょ♪

お母さん♪
なあに♪
お母さんって良い匂い♪
お料理していた匂いでしょ♪
卵焼きの匂いでしょ♪


幼い娘が大きな声で一生懸命歌っている姿は可愛らしく、目尻が下がりっぱなしでした。

そんな私の母親は汗臭い匂い…。
複雑です…。

当時の私はそんなおとよさんの汗臭い、匂い。
イヤではなかったです。

…今は

不快な匂いです…。