推定IQ70前後の「バカ」と呼ばれた母親

9月のお彼岸に母親が死んだ。母親が死んだのに正直ホッとして、悲しくて泣くことはなかった。母親らしい事は何もしてもらえず、幼い頃に母親に頼ること事を諦めた筆者。現在2人の子を持った筆者が母親に対して思った「やっぱりバカだったんだなぁ」というエピソードを綴っていきたいと思います。

小学校の入学式

この4月私の子供が小学校へ入学して、入学式をしました。
私は母親として、子供用スーツ、黒の靴下、黒のスニーカーを用意し、入学式に備えました。

そして、今までの保育園生活から小学生になるといいうことに私自身も楽しみと不安と心配と、でドキドキしていました。



これって母親として普通ですよね?
これって過保護じゃないですよね?




私自身の小学校の入学式。

前回の記事にもありますが、家には誰かに貰ったお古の段ボールが押し入れにあります。
その中に紫色のベロア素材のワンピースがあって、
それを引っ張りだして、着ていきました。

ランドセルを買って貰い、入学式が楽しみでしょうがなくて。
何度もワンピースを着て、ランドセルを背負って、入学式を心待ちにしていた。



おとよさんが洋服や靴を選んで用意してくれたのではない
自分で用意している。


記憶が曖昧だか、入学式はあれを着ていこう!
と思っていたのは覚えている。
このワンピースは七五三の時に着ていたもので、誰かに貰ったものだった。


それにしても、当時の私を褒めてあげたいと思う。



入学式は正装していく

なんて当時の私は知らない。

ただ、楽しみにしている入学式にとびっきりのオシャレをしたくて
家にある唯一のワンピースを選んだのだから。



結果、

他の子供達が正装している中、私が浮くことはなかった。



小学校1年生って、こんなに一人でできるのか?

と、自分の子供を見ていて思う。 
私があれやこれや手を出しすぎなのか?
もっとほったらかしても良いのか?
実は母親にしてもらっていて、私の記憶が抜けているだけなのか?




……違う。

私の下の兄弟は入学式にジャージを着せられてますから。
しかも、その子はわたしたちよりもしっかりしている子なのですが、自分で正装の服を選んで来ていたそうです。それなのに着替えさせられたと。



私の時に入学式は経験しているのに、どんなものかしっているのに。

何故ジャージ?


未だに根に持っていて、たまに思い出しては怒っています。
よっぽど、恥ずかしい、みっともない思いをしたのだと思います。



消えてくれるなら、消えてほしい過去の思い出。

よく、冗談で嫌な思い出を黒歴史と言う人いますよね!
本当に嫌な思い出って、口に出すことも出来ません。



やっぱり……。
記憶が曖昧なんじゃなくて、事実で、小学校1年生って、結構できるってことですね!



バカな親でも子供は育つ
子供は苦労したほうが逞しく育つ




私、逞しく育ちました。

私は自分の子供に苦労をかけさせてあげられない。
ですね!


今の時代ならネットでポチっとでお買い物できて
しかも昔(30年前か・・。)より安く買えますよね。
こんな感じの襟が白で素材はベロアのワンピース。
入学式大丈夫ですよね?

お母さんにも嬉しい!
奮発してお高いドレス買ってもいざ着るとなったら体形が変化していて着れないないなんてことはあるあるですよね。
今の時代こんな便利なものが手軽にお安く利用できるのですね。